Hook Weight

マグロキャスティングルアーのトレブルフック重量ガイド|号数ではなくgで合わせる

フック重量について

ルアーの説明には「○/0フック対応」と記載されている場合があります。しかし実際には、同じサイズ表記であってもメーカーやモデルによって重量は大きく異なります。

たとえば同じ5/0でも、軽量タイプと超強化タイプでは数グラム以上の差が生じることも珍しくありません。実際、下の一覧でも5/0は約8.8gから約18.7gまで開きがあります。

そのため、「5/0対応」という表記だけでフックを選ぶのではなく、メーカー名・品番・実際の重量、この3点を確認することが重要です。対応フックの詳細が記載されていないルアーは、購入前にメーカーへ確認することをおすすめします。

同じサイズ表記のフックを装着しても、想定より沈む・浮き過ぎる・アクションが変化する、といった現象は十分に起こり得ます。

当社の表記について

当社では可能な限り、次の3点を記載し、実際にその仕様でテストを行った結果を掲載します。

  • ○○社 ○○フック ○○g
  • ○○社 ○○フック+スプリットリング ○○g
  • 前後装着時の総重量 ○○g

同一フックが入手できない場合は、サイズではなく重量を基準に、できるだけ近い製品を選択してください。

フック重量一覧(4/0〜7/0)

メーカー 品番 4/0 5/0 6/0 7/0
がまかつ トレブルSP-XH 6.6g 8.8g 11g 設定なし
オーナー ST-66/STX-68 8.99〜9.1g 11.69〜11.9g 14.98〜15.6g 19.84〜20.5g
オーナー ST-76 12.6g 18.7g
デコイ ビッグトレブル Y-S23 7.0g 8.8g 11.4g 15.3g
BKK ラプターZ 9.15g 11.61g 設定なし 設定なし
BKK GT-REX 設定なし 13.65g 16.58g 20.57g

※同じ4/0でも約6.6g〜12.6gと、ほぼ倍の差があります。号数ではなく重量で合わせることが大切です。ST-76の6/0・7/0は確認が取れ次第更新します。

スプリットリング重量一覧

スプリットリングはフック以上にメーカー・規格が多く、重量を公表していない製品も少なくありません。ここでは重量を公表しているオーナーの値を、大型青物・マグロキャスティングで使う番手帯を中心に掲載します。

OWNER P-12 スプリットリングハイパーワイヤー(一般的なHPWクラス)

サイズ 強度(ダブルワイヤー部) 重量
#7 163lb 0.42g
#8 235lb 0.67g
#9 240lb 0.97g
#10 339lb 1.36g

OWNER P-25 スプリットリングウルトラワイヤー(超強化版)

サイズ 強度(ダブルワイヤー部) 重量
#7 365lb 0.77g
#8 405lb 1.12g
#9 540lb 1.57g
#10 625lb 2.35g

※同じ#8でも、P-12(ハイパー)は0.67g、P-25(ウルトラ)は1.12g。強いリングほど重くなります。フックは前後2個付けるためリングも2個、同じ#8でもセットで約0.9gの差が出ます。強度で選びつつ、重量変化にも注意してください。

フック・リング重量によるアクション変化

ルアーはフックだけでなく、スプリットリングの重量によっても浮力やアクションが変化します。設計時や完成品テスト時の重量から大きく外れると、本来想定した性能を発揮できない場合があります。

軽量なフック・リングを使用した場合

  • 浮き姿勢が高くなる
  • 浮上速度が速くなる
  • アクションが大きくなる
  • 入力に対するレスポンスが向上する

重量のあるフック・リングを使用した場合

  • 浮き姿勢が低くなる
  • 浮上速度が遅くなる
  • アクションが抑えられ気味になる
  • 極端な場合はシンキング化する

フックサイズだけではなく、重量まで含めてセッティングを行うことで、ルアー本来の性能を最大限引き出すことができます。

まとめ:「○/0対応」はあくまで目安。フックもリングも、サイズ表記ではなく実際の重量(g)で合わせるのが、ルアー本来の動きを引き出す近道です。

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